一般的に、コンベヤチェーンは伝動チェーンよりも長距離かつ低速で使用されます。そのため、ピン、ブッシング、ローラはそのままに、プレートピッチを2倍にすることでチェーンと噛み合うスプロケットの歯数を半分に減らしても、チェーンのピッチが最小となるため、ピン、ブッシング、ローラの摩耗は少なくなります。ダブルピッチチェーンはANSI規格に準拠しており、「耐環境チェーンシリーズ」および「耐環境チェーンシリーズ」として販売しています。シングルピッチチェーンも同様にご用意しています。
ダブルピッチチェーン
樹脂ローラー
このチェーンは、樹脂製のRローラーを備えたダブルピッチチェーンです。スチールローラーに比べて騒音が少なく、軽量です。そのため、静音運転で軽量物を搬送するコンベヤシステムに最適です。ローラー以外の部品はスチール製であるため、樹脂ローラーチェーンの標準的な引張強度はスチールローラーチェーンと同等です。ただし、スプロケットとの噛み合いによる圧力で樹脂ローラーが損傷するのを防ぐため、チェーンの「最大許容張力」は下表に示すように低く抑える必要があります。
「樹脂ローラーの許容荷重」とは、搬送物がガイドレールなどの床面を移動する樹脂ローラーに押圧される際に作用する許容荷重をいいます。
巨大なローラー(R)と小さなローラー(S)
ダブルピッチチェーンは主に水平方向の搬送に用いられるため、この用途向けのチェーンは、シングルピッチチェーンと同じピッチで、より大きなローラ径を持つため、負荷能力が高く、走行抵抗が低減します。このように外径が大きいローラは「大ローラ」、通常のローラは「小ローラ」と呼ばれます。
このカタログでは、大型ローラーをRローラー、小型ローラーをSローラーと表記しています。
ダブルピッチチェーンの名称
ダブルピッチチェーンは、次の例では、実際に依存しているシングルピッチチェーンの公称種類に応じて、 のように指定されます。
ハイパーリンクの接続
全サイズのダブルピッチチェーンのコネクティングリンクには、コネクティングプレートとコネクティングピンが隙間嵌めされています。C2060H以下のサイズは、スプリングクリップタイプ(Rコネクティングリンク)が標準です。C2080H以上のサイズは、コッタータイプ(Cコネクティングリンク)が標準です。アタッチメント、トップローラー、サイドローラー付きのコネクティングリンクもご用意しております。
ダブルピッチチェーン
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